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目次
おうちピアノを始めたきっかけ
息子が小さい時から「ピアノ弾けるようになってほしいな。習いたいって言い出さないかな〜。」と思っていました。
しかし、やっぱり自然には言い出さないので、当の本人に「ピアノ習ってみない??」と聞いてみましたが、答えはNO!
息子は幼稚園の頃から一度家に帰ったら外に出たくないタイプで、幼稚園から連れて行ってくれる習い事のサッカー以外は、習うことを嫌がっていました….。
小学校に入って習い事を続けることになっても、その日になったら通いたがらず、とにかく外に出たがらない…..。しかし辞めたくもないらしい。
興味が出てきた時が教え時
そんなこんなで諦めかけていた2年生の夏。
私がドラえもんの歌をピアノで弾いていたら、「僕もドラえもん弾きたい!」と言って、赤ちゃんの頃から置いてあるピアノブックで、私が弾いた音を真似しながら自分で練習を始めたのです!
い、今だ!今、もう一度!あの質問をする時が来たーー!!!
ピアノ習ってみる??
しかし、答えはNO!
でも、「習いに行きたくはないけど、お母さんからなら教えてもらいたい。」と言ってくれました。
以前はピアノを弾くこと自体に興味がなかったのに、興味が出てきただけでも嬉しいー!
私自身、エレクトーンをちょっと習っていただけ(グループレッスン1年&個人レッスン1年)で、後は独学で練習したので、習いに行かなくても何とかなるハズ!と、気軽な気持ちで私が教え始めました。
教材選び
教えることになったとはいえ、はて?何をすれば良いのかしら。
自分が習い始めたのは、もう30年以上も前………。何から始めたのかなんて、全く記憶がありません。音楽に合わせて手を叩いたような?
とりあえずネットで調べてみて、良さそうな教材を購入してみました。
『ヤマハ みんなのオルガンピアノの本』です。
ヤマハオリジナルの曲が多くて知っている曲が少ないのですが、始めたばかりの子でも弾きやすく、曲のレベルの上がり方もちょうど良い構成だと思います。個人的には、この教本を買って良かったと思いました。
▼▼教材が届くまで&まだ興味がない下の子は、ピアノの導入として、こちらの動画を参考にしました。▼▼
伊藤慧のKちゃんねる♪
自宅でできるプレピアノ
とてもわかりやすくて、楽しいゲームです。
ちなみに、動画では手にシールを貼っているのですが、手持ちがなかったので直接手の甲にペンで直接絵を描きました(笑)
伊藤慧さんのYou Tubeチャンネルは、他にも参考になる動画がたくさんありましたので、ぜひチェックしてみて下さい。
家での教え方(練習の仕方)
息子は、ドレミファソラシドの読み方を教えると、自分で「ここがドやから、これはミやな」と譜面を読んで練習を始めました。
「一つの区切りを1小節と呼ぶこと」、「4分の4拍子は1小節に4分音符が4つ入ること」、「8分音符は4分音符一個分に2つ入ること」などを、最初に軽く教えました。
あとは息子が弾いている横に座って、「そこの音違うよ」とか「猫の手忘れてるよ」などと、言うだけです。
教本の順番通りに弾いていけば、ちょっとずつ曲がレベルアップしていき、ちょっとずつ教本の譜面に『アクセント』『スラー』『クレッシェンド』など記号が出てくるので、その都度、説明&弾き方の見本を見せました。
これだけやれば後は本人次第なので、勝手に練習をしてもらいます。
あとは、とりあえずひたすら褒めちぎる(笑)
私が教える!と意気込んでいたけれど、想像以上に一人で楽しそうに練習しているので、何も言うことがない….。
おうちピアノを続けてみた結果
おうちピアノを始めて、7ヶ月が経ちました。
練習時間は10〜20分。
出来るだけ毎日弾くようにしていますが、習い事がある時や宿題が多い時など、時間がない時はお休みしているので、週4〜5日程です。
上で紹介したオルガン・ピアノの本をページ順に練習して、一曲を4回ほどで完璧に弾けるようになるぐらいのペースです。
一番最後に息子が弾いている動画があります。(興味がない方の為に、文章の最後に配置しました。)
興味のある方は、ぜひご覧ください。
《R4.7月追記》
10ヶ月が過ぎた現在は、みんなのオルガンピアノの3冊目に突入しました!!
家で教えることによるメリット・デメリット
メリット① 先生との相性を気にしなくて良い
私自身の経験ですが、
- グループレッスンの時は楽しく通えていたけれど、小学生になって個人レッスンになった途端に楽しくなくなった。
- 個人レッスンの先生との相性が悪く、先生が怖かった。
- 自分の弾きたい曲を弾かせてくれないから練習するのが嫌になる=自分の好きな曲ばっかり練習して課題曲が弾けない。→怒られる。
このような、あまり楽しくない思い出があるので、個人レッスンは先生との相性が大切だと思っています。
しかしながら、先生との相性は体験レッスンだけではわかりにくく、通い始めてから発覚することも多いです。
ご家族が教える場合は、相性を気にしなくて良いのでストレスがありません。
メリット② 通わなくて良い=送り迎えが要らない
もう、これは最高です。
特に息子は冒頭で説明した通り、外に行くのが嫌なタイプです。
宿題が終わった後、サクッと練習して、サクッと終わらせる。
私は、洗濯物を畳みながら聞いて、気になるところだけ注意したり、褒めたり。とっても楽です。
メリット③ コストがかからない
こちらも言わずもがな。
調べていたら、レッスン料の相場は月額7000~8000円程。安くても月額6000円でした。
家で教えるのにかかるコストは、教本代だけです。
デメリット① 親のやる気も必要
やる気が必要なのは習う場合も同じですが、メリット③のようにお金がかかっていない分、習いに行く時の「お金払ってるから、ちゃんとやってほしい」という親の強い(笑)気持ちが薄れてしまいます。
こどもは放っておいたら練習をしないので、「少しづつでも良いから、毎日やろう。」と、毎日声がけをする親の根気が必要です。
デメリット② 発表する場がない
習いに行けば一年に一度はあると思われる、発表会がありません。
自宅でひっそり、自分の弾きたい曲を弾くだけなので、「ピアノの発表会に参加して、度胸をつけてもらいたい。」「人前で発表する練習がしたい」という方には向いていません。
ちなみに我が家では、練習している曲が出来るようになった時に動画を撮って、祖父母に送っています。
何度も失敗が出来るし、観客が側にいるわけではないので、発表会の緊張感には及びませんが、息子なりに緊張しながら撮影に挑んでいます。
デメリット③ 良い先生に習わないと下手になる?
自宅での教え方を検索している時に、「ピアノは基礎をきっちり習わないと、変なクセがついて上達しない。」「音大出身ではない素人が教えられるものではない。」など、『プロから習っていないピアノは、ある程度弾けるようになっても、そんなのピアノと認めませんよ。』的な意見を、よく見かけました。
確かに、将来プロになりたい(させたい)!という目標がある方は、初めから習いに行った方が良いと思います。
しかし、プロでも何でもない私からしたら、そもそも『変なクセ』がどんなのかすらよくわかりません(笑)
将来プロになってほしいと思っていませんし、息子自身がプロになりたいとも思っておらず、「楽しく弾いて音楽を楽しめているのならば、それで良いんじゃない?」と感じているので、個人的にはこのデメリットは気にしていません。
まとめ
おうちピアノを始めた結果、息子は楽しそうに練習をしていて、少しづつ上達してきています。
今回、始めた年齢が7歳で理解力があったのも良かったと思います。
3〜4歳ぐらいで始めると、音符を完全に理解するのは時間がかかるので、つきっきりで練習することになり、教える側(親)のメンタルが相当やられそうだな、と感じました。
ちなみに下の娘は私の言うことを全く聞いてくれないタイプ(教えるとやる気をなくすタイプ)なので、娘が弾きたいと言った時には、どこか教室に通わせたいと思っています😂
お子さんのタイプ&各家庭にあったスタイルで、ピアノの練習が出来ると良いですね〜。
もし我が家のように習わせるか悩んでいる方は、まずは自宅でピアノに触れさせてみませんか??
それでは、また〜!
練習成果の動画
✵動画によって音量に差があります。ご注意ください。
▼▼弾き始めてから1週間の成果▼▼
▼▼弾き始めてから4週間の成果▼▼
▼▼弾き始めてから半年の成果▼▼
▼▼現在(弾き始めてから7ヶ月)の成果▼▼